自己紹介のページです


このたびは「音いろいろ」にアクセスいただき誠にありがとうございます。私は視覚障害・発達障害を抱えた27歳男性の森 佑太と申します。

ここで少し私の紹介をさせていただきます。



 私は数年前まで視覚障害だけだと思い生活を送っていました。

ただ、学校でみんなが楽しそうにしているのに自分だけ楽しく感じなかったり、何かの時に出し物をやってみんなが笑ってるのに一人だけ固まってしまうなどということがよくありました。



普段の行動でも友達や先生が喜ぶだろうと思いやること、友達が困っているから助けたいと思いとる行動のほとんどが予想していた結果の真逆になって戻ってきていました。

そんな生活が続き、中高時代もほとんど学校に行くことができず集団の中に入り活動することが難しく家に閉じこもりがちでした。

他の人と何か違うと感じ悩む中で数年前に発達障害であるということが分かりました。



人と感じ方が真逆になってしまうことがあったり、感覚過敏が強く人が複数で話している場所や、会話していても相手の笑い声を聞くと緊張が強くなってしまい、その結果身体症状に出て活動が継続して行えなくなってしまうことなどが分かってきました。



今まで視覚障害だけだと信じて歩いてきた自分にとってはとても衝撃的なことでした。

今でも認めたくない気持ちや他の同級生たちと同じような道に進みたいなどの思いが強くあり完全に受け入れているかと言われると疑ったりそんなはずはないという気持ちが強く出てしまうのが現状です。



ここまでざっと私の障害や今まで苦労してきたマイナスの話を書いてしまいましたが、数年ほど前にそれまで思いもよらなかった、当ページを立ち上げるきっかけにつながる録音という世界に出会うことができました。



始めたきっかけは家に閉じこもりがちな時に父親に気分転換に連れて行ってもらったドライブでたまたま山の中に車を止めて休憩していました。

するときれいな鶯が鳴いていてその時とても癒しを感じ思わず音楽を聞くために持っていたプレーヤーの録音ボタンを押したことがきっかけでした。



それ以降、視覚障害者でも使える音の編集ソフトがあることを知りました。

興味を持って使い方を勉強していく中で録音の世界にはまっていきました。



最初は集めてきた音を自分で聞いて楽しむだけでしたが、何度か録音に行き編集ソフトの使い方も学んで、できることが少しずつ増えて行く中で、これをいろいろな方に聞いてもらいたいという気持ちが強くなり当ページを開設いたしました。



更に、それらの音をCDにまとめ、最初は知り合いに無料で配っていたのですが、通っている作業所で販売がある時に持って行っていただいたりする中で、当ページでもまだまだ未熟ではありますが2014年の暮れから販売を開始させていただくこととなりました。



 本当は集団に入りいろいろな人と情報交換をしたり、共通の趣味を持つ仲間と一緒に録音などに出かけたいという希望はあるのですが、こうして当ページを立ち上げ訪問いただける方が増えてきたり、ご意見・ご感想をいただく機会も以前より多く大変うれしく思っています。



 まだまだ録音もHPもつたないものではありますが、一人でも多くの方に「音いろいろ」のページに行ってよかったと思っていただけるようこれからも努力してまいります。



最後になりましたが、私は視覚障害の関係で音声ソフトが入ったパソコンを使って当ページを書いています。ずっと点字を利用してきて数年前にパソコンを始めるまで漢字にまったく触れずにきていました。なので時々漢字の誤りがあるかもしれませんがご理解いただけると大変助かります。もし間違いにお気づきの方がいらっしゃいましたら、ご面倒なこととは存じますがご指摘いただけると大変助かります。



今後とも当ページをよろしくお願いいたします。