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2019年9月29日(日)・そのたの音を更新しました
先日、雨の間の天気の良い日に、郊外の農耕地にコオロギを聞きに行ってきました。
土手の周りに一面、田んぼや畑が広がる自然豊かな場所です。
今月は、雨続きで3回ほど失敗し、やっと録音に成功。
日没が17時半ということで、17時前に現地に到着。
すでに、コオロギの大合唱となっていました。
今回も、ライブ録音とタイマー録音合わせて、3台のレコーダーを回しました。
結果は、タイマーの1台は、エアコンの室外機のような「ゴーっ」という音が大きく失敗。
残りの2台が何とか使える音になりました。
今回個人的に印象に残ったことは、ライブ録音の方に遠くでトランペットのような音が聞こえます。
しかし、一緒に行ったサポートの方に「トランペットの音がするので場所を変えたい」と話すと、いくら耳を澄ませても虫の声しか聞こえないとのこと。
「気のせいかなあ」とそのまま録音し帰宅後、何人かに聞いていただきました。
すると、自分と同年代の方は同じように、トランペットが鳴っている様子が分かるとのこと。
一方、50代以上になると全く聞こえないという方と、よくよく遠くでラジオが鳴っているように聞こえるという方に意見が分かれました。
まだ、数人にしか聞けていないため革新は持てませんが、年代別で音の聞こえ方に違いがあるように感じます。
心残りは「ほんとにトランペットを吹いている人がいたものなのか、近づいて行って確認しておけばよかった」と思っています。
昔、テレビドラマで土手に楽器を持って行って猛練習し、音楽家としてデビューした話がありました。
「いつか、あのときのドラマのようになれば良いなあ」と思いながら編集をしていました。
今年は、気候が安定せず音集めに苦労しています。
虫の季節もあっというまに半分ほど過ぎました。
暑さが和らぎ、寒くなるまでの貴重な良い季節を堪能したいです。
8時19分56秒