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2018年8月24日(金)・そのたの音を更新しました
今年は猛暑が続き、音集めに苦労しています。
7月の終わりにいつも行っている東京郊外の里山に出かけました。
すると、例年より一足早いヒグラシに出会いました。
ヒグラシは土地により聞こえてくる時期に差があるようですが、個人的にはヒグラシを聞くと学生時代「夏休みが終わるなあ」と思い仕上がった宿題の見直しをしていた記憶があります。
そのためこの時期に聞けるとは思っておらず驚きでした。
当日は15時過ぎに現地に到着。
ツクツクボウシとミンミンゼミの大合唱が出迎えてくれました。
そして、山に入ると初夏に訪れた時はすいすい歩けていた道が、草がたくさんはえており一つ一つかき分けながらゆっくりしか歩けなくなっていました。
「そろそろ草刈りのシーズンかな?」と思いながら草の間を歩いていると、すぐ横の木でヒグラシが1匹はっきりした声で鳴きだしました。
あわててレコーダーの準備をしていると、あちこちの木の上からヒグラシの声が聞こえてきました。
しばらくレコーダーを置きその場を離れ、ほかに良いスポットがないか探しながら歩いてみると、少し離れた場所で鶯とヒグラシがコラボして鳴いていました。
急いでレコーダーの場所をうつし録音をスタートさせたのですが、うっかりしてレコーダーの充電が満タンになっておらず、ちょうど良いところで電池切れになってしまい悔しい思いをしました。
ほんとは周辺にちょろちょろ流れている水路などもあったので「組み合わせても面白そう」などと考えていたのですが次回に持ち越しとなりました。
もう少し猛暑が続きそうですが、体調に気を付けながら「夏の終わりの音」を探せると良いなあと思います。
19時9分10秒