2017年6月10日(土)・そのたの音を更新しました


東京もいよいよ梅雨入りをしました。

これから、雨が多く蒸し暑い毎日が続きます。

野鳥のさえずりの季節も残り1か月ほどです。

梅雨の晴れ間を利用し、良い時期を堪能できればと思います。



先日、東京郊外の野山へ出かけてきました。

前日の昼間にレコーダーをセットしに行くと、サルが周辺を歩き回っており「レコーダーが無事だと良いな」と気にしながら一晩過ごしました。

翌朝回収に行くと昼間に比べサルの数も増え、今度は鳴き声も聞こえます。

急いで持っていたレコーダーの準備をしている間に、サルの方も異変を感じたのか鳴くのをピタッと止めてしまいチャンスを逃してしまいました。

仕方がないので、前の日仕掛けたレコーダーを回収し現地を離れ帰宅途中で音をチェックしていると、嬉しいことにライブで聞いたものと同じ声が入っていました。

個人的には「癒しの音とは少し違うかな」と思い、紹介するか迷いましたが、以前当ページで『秋の森の鹿の求愛』を紹介したところ「珍しい音で情景を想像しながら聞くと良いです」などのお声をいただいたことがあり、紹介することにしました。



今回も早朝の3時~6時の3時間レコーダーを回しています。

ざっと聞くと、最初の40分は無音。

その後、ヨタカやホトトギスのさえずりから始まり、徐々に森全体がにぎやかになっていく様子を感じることができました。

今年は初めて出会う声が多く、そのつど図鑑などで調べ勉強しています。

一つでも多くの生き物たちの声を覚えて行きたいです。

14時15分2秒