先日、知り合いから「東京都調布にある深大寺というお寺の参道に水車があり、比較的静かだからぜひ行ってみては?」と紹介いただき、天気の良い日を選び行ってきました。
水車は数年前に新宿区の椿山荘でも録音しています。「音の違いも比較できたら良いなあ」と思い出かけました。ただ、観光地で休日などは人出が多いようです。行くとしたら平日の午前中が良いかと朝10時過ぎに現地に到着。しばらく参道を歩き水車の場所を探しながら、周りの様子を観察します。
もう少し人が多いかと思い歩いていると、周りに人がいない状態です。「これは録音のチャンスかな」と水車をみつけ、レコーダーをセットし15分ほど回しました。時々隣の蕎麦屋の呼び込みの声が入ってしまいましたが、うまく編集すると良い音になりました。
数年前の物と比べると、椿山荘の水車の方が迫力があるように感じます。二つの音の違いを比べてみたい方は、CD紹介ページの中の『水音』の視聴ページに音源がありますのでご覧ください。
そして、帰り支度をしていると、お昼の鐘の音が参道に鳴りだしました。急いでレコーダーを回しましたが、場所を選ぶ余裕がなく良い音になりませんでした。次回の参考になればと、参道のお店の方に鐘の時間を尋ねると、朝、昼、夕の3回鳴らしているとのこと。近いうちに挑戦したいです。
今回は水車の録音以外に、思いがけず鐘の音も聞けて得した気分でした。 鐘の音が鳴りだした時間は11時半ごろ。そのころから参拝客も増え始め、参道がにぎわい始めました。やはりお昼前後からは込み始めるようです。早く出かけて正解でした。