この連休は静岡方面へ出かけました。今回のテーマは「春の訪れを見つけよう」ということで、中田島砂丘の波音、その後大井川鉄道沿いの抜里駅という山の中の小さな駅で、鶯などの春の鳥たちのタイマー録音に挑戦しようという計画でした。
当日は全体的に風が強くて、途中雨にも少し降られましたが、比較的風が少ない時間帯を見計らって何とか録音活動をしました。
最初の中田島砂丘はもともと砂丘と言うだけあって風が強めなことと、この旅行中で1番風が強い時間帯だったという条件が重なり、一応機械は回しましたがすぐ撤収。連休ということもあり人も多かったので、そのまま昼食をとりながらタイマー録音の目的の抜里駅に向かいました。
抜里駅に到着した時も午前中の砂丘ほどではありませんでしたが、風が結構あり、タイマー録音も難しいかなあと思っていたのですが、一時的に風がやんで穏やかなときもあったためだめもとでセットしておきました。
翌日回収して聞いてみると最初の半分は雨も降っていたようでひどい音でしたが、後半には天候も回復し、きれいな鶯と一緒に複数の鳥の声も入り、春らしさを感じました。
タイマー録音の音の整理には少し時間がかかるので、1日目に機械を仕掛けに行った時の鶯と、2日目の朝に宿泊場所の近くでの海岸の波音をご紹介します。
鶯は風があったので、竹が揺れる音なども入っていますが、それも現場の情景を想像していただく一つの手掛かりになるのではと、今回入れてみました。
波音の方は風があったせいか、もともと波が高い場所なのかどちらかは分かりませんが、春にしては激しい波音のように感じました。内海と外海ということでも内海の方が波が少なく穏やかという話をよく聞きます。
まだまだ勉強中なのではっきりとは言えませんが、いろいろな要因があるのだろうなあと想像しながら編集していました。
このように一つの音を録音するにも、自然の仕組みはどうなっているか、風をうまく避けてクリアに録音できるにはどういう対策をしたら良いかなど手探りで経験を積みながら勉強しているところです。
今後もいろいろな音を探しながら、知識の方でも知っていることが増えるとさらに面白いし、安全に楽しく自然と触れ合っていられると思うので、ネットなども活用しながら学んでいければと思います。
近いうちにタイマー録音の音も整理しご報告できればと思います。