2016年1月1日(金)・あけましておめでとうございます

皆様、あけましておめでとうございます。本年もより良いページをめざし頑張ってまいりたいと思いますので、引き続き「音いろいろ」のページをよろしくお願いいたします。

昨年は大きな変化の年でした。思いがけず「ラジオ出演」の機会をいただいたり、今まであまりやったことのない単発の仕事などもいただけたり、何よりたくさんの音源を集めて定期的に更新ができるようにもなりました。それに訪問いただいた方が2万人を超えるなど、たくさんの方に活動を知っていただくことができ、ご意見や励ましのお言葉などをいただけて大変充実した年でした。

去年最後に更新してから10日ほど時間が開いてしまいましたが、実は12月26日~30日まで、広島・尾道方面へ音探しに出かけていました。今回の1番の目的は「日本の音百景」に指定されている『千光寺』の鐘を録音することでした。ほかにも事前にネットなどで情報を集めて、広島市内の教会の鐘や、瀬戸内海の穏やかな波音なども録音することができました。これから少しずつ音源を整理し、皆様にご紹介できればと思っています。

話は変わってしまいますが、いつも録音のことが中心なので、ここで「元旦」にちなんで、私が楽しみにしていることの一つ「お雑煮」について書いてみます。

お雑煮は各都道府県によって様々ですが、皆様の毎年食べているお雑煮はどんなお雑煮でしょうか?私は祖父母の家が香川県と兵庫県にあるので、関東育ちですが昔から関西のお雑煮を食べてきました。

「どちらのお雑煮が好み?」と聞かれると小さいころは迷わず「香川」と答えていましたが、今は少し迷って「どちらかと言えば香川」と答えてしまいます。

理由は香川県の方がちょっと変わったもので、丸いもちの中に餡子が入っています。そのほかの材料は大根、人参などを丸く切ったものと豆腐などです。材料を切る時に丸く切るということが縁起が良いのだと小さいころ祖母から聞いた記憶があります。

餡餅は祖父母がつんできたヨモギも入っているので、ヨモギの良い香も食欲が高まり、ついつい食べ過ぎてしまいます。

もう一つの兵庫県のものは、しょっぱめの白みそに四角いおもち、後の材料は上記のものと同じで食べるのですが、この白みそが祖母手作りで代々先祖から受け継がれてきたもののようです。

このしょっぱい味の白みそが、あっさりしていて胃に優しくて、正月休みでついつい食べてしまう体には良い感じです。最近は「餡餅が入っていないものも良いなあ」と思うようになり、今までは香川のものが中心でしたが、今年からは二つのお雑煮を均等に食べてみようかなどと思い始めました。

このように、二つの都道府県のものでもこんなに違いがあって、それぞれ良いところがあり何度食べても飽きません。1度各都道府県のお雑煮を集めて少しずつ味わってみたいという願いがあるのですが、それはなかなか難しく実現していません。

1年の初めに1年間しっかり健康で元気に活動できるために、力の出る「もち」を食べてスタートしたいと思います。ただ、食べすぎには気を付けないとですね。

8時58分1秒