この週末は千葉方面へ、まずカモメがたくさんきていて毎年良い声が聞ける銚子に行ってみました。残念ながら風が強かったこともあってか、カモメは一声ふた声は聞こえたのですが、群れとなっては少し早すぎたようでした。去年のこの時期にも訪れていて、その時は群れが多くて良い録音になっているので、年によって違いがあることを実感しました。
その後、午後は今年たくさん訪れた、茨城県北浦周辺の虫の声を録音に行きました。今年のとりおさめだと思い訪れました。風もすっかりやみ、良い感じだと思い夕方17時前にスポットを探し歩きました。2週間前に訪れた時はたくさんの虫の大合唱が聞こえたのに、コオロギが少し鳴いている程度でとても静かな感じになっていました。
なぜだろうと考えてみたところ、2週間前は半袖で歩けたのが今回は上着など防寒対策もしなければならないくらい寒くなっていました。そのためもうすでに虫の季節が終わりかかっているのかと思い、2週間でこんなに変わるのかと驚きました。
そんなことを考えながら、コオロギが鳴いている近くに録音機をセットしていたら、夕方の17時の有線放送の夕焼け小焼けの曲が聞こえてきました。虫の声が静かになり、よく聞いてみると周りの林に反響しているのか、響きがとてもよく感じたためアップいたしました。
今年最後の虫の声と一緒に、響き方も堪能いただけると幸いです。