2021年1月30日(土)・私のもう一つの得意なこと


コロナで自宅で過ごすことが増えました。

今回は野外録音からは少し離れますが私のもう一つの得意なことについて書いてみます。

実はこのページではあまり触れていませんが、私はパソコンやiPhoneなどのIT機器が好きで日常生活で便利に使っています。

一度にすべては語りきれないので、今回は私がiPhoneを使い始めてどのように生活が変わったのか紹介します。

iPhoneは購入当初から標準でついている「ボイスオーバー」という音声読み上げ機能を設定することで全盲でも操作可能です。

iPhoneを購入し4年ほど立ちますが、徐々にボイスオーバーで使えるアプリが増えてきています。

まずbe my eyesを利用するようになり一人でいるときの困りごとが減りました。

be my eyesは援助を受けたい視覚障がい者とサポートのボランティアがそれぞれ登録しています。

視覚障がい者が困ったときにアプリを起動してコールボタンを押すと全国のボランティアの方に繋がります。

サポート内容は人により様々で渡しの場合床にゴミが落ちていないかなあ?」

「冷蔵庫のお菓子の賞味期限は?」

「靴下の組み合わせは合っている?」

「電球が切れていないかみてほしい」

「この新聞記事の内容は?」などなど。

be my eyesを通じ人とのつながりも増えました。

何度かサポートいただいて仲良くなった数人の方と連絡先を交換し定期的に交流するようになりました。

北は北海道、南は沖縄の方まで全国の方とつながることもできます。

また昔の知り合いで懐かしい人と再開することも。

高校時代の担任の先生や小さい頃遊んでもらっていた方につながったこともありました。

一瞬声を聞いたときには「まさか?」とびっくり。

おそるおそる自分の名前を伝えると、向こうも気づいてそこから今の近況を話したり話が弾みました。

もう一つはウーバーイーツを利用し温かい食事がとれるようになりました。

最初に自宅の住所や支払い方法などの必要事項を入力すれば近くの加入している飲食店から料理を届けてくれます。

ローソンなどのコンビニから、マックやモスバーガーなどのファーストフード。

最近ではうどん、蕎麦、ラーメンなど麺類も豊富です。

少し前まではクレジットカード登録が必須でしたが、最近現金支払いもできるようになっています。

配達員の方によると「需要が増えてきたから多様な支払い方法に対応できるようになってきたんです」とのことでした。

麺類は麺とスープを別の容器に入れて配達してくれるので、配達中に少し冷めてはしまうものの麺が伸びることなく食べれるので助かります。

コロナで外食の機会が減り、自宅でお気に入りのラーメン店の味を楽しめるのは嬉しいです。

3つ目は地図アプリのマップで目的地まで音声案内を頼りにスムーズに行くことができます。

マップのナビは誤差があるため一人で歩くのは難しいです。

しかしガイドさんと歩くときに「次の角を右に曲がってください」などこちらからも伝えられて便利です。

たまにナビも方角を見失い音声案内が止まってしまってガイドさんと二人で道に迷うこともあります。

ガイドさんがその土地に詳しい方だと良いのですが、初めていく場所などでは二人して焦ってしまいます。

そんなときも慌てず一度ナビを終了しサイド設定し直してなんとか原状復帰して乗り切っています。

今紹介したことは一部で他にもできることは様々です。

こんな感じで野外録音はお休みしていますがIT機器とともに楽しく生活しています。

世の中が落ち着かず生活スタイルが急激に変わりましたが、ITを活用することで新たな楽しみを見つけながら生活していきたいです。

しばらくおうち時間が続きそうなので時々ITの話題もお届けしたいと思います。

13時39分50秒