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2020年11月26日(木)・そのたの音を更新しました


しばらくばたばたしてページを更新していない間に冷え込みが厳しくなってきています。

今回は最新の音ではありませんが数年前の冬に野山で偶然聞こえてきたアマガエルです。

私はカエルと言えば初夏から夏にかけて声を聞くことが多いイメージがありました。

最初聞いた時は「こんなに寒いのにカエル?」と驚いたことを覚えています。

この日は特に目的を決めずに何気なく野山を散歩しながら音探しをしていました。

近くにきれいな湧水があり録音しようとレコーダーを回し始めたところで急に強い雨が降ってきました。

急いでレコーダーを回収しその場を離れようとしていると通り雨だったのかすぐに雨は止み、遠くでヒヨドリなどに混じってアマガエルが聞こえてきました。

湧水のことも気に鳴ってはいたのですが「季節外れの声だなあ」「空耳かな?」と興味が出てゆっくり近づきレコーダーを回し様子を観察しました。

帰宅後とってきた音を頼りにネットで調べたりもしましたが当時パソコンを始めたばかりでネット検索も不慣れだったということもあり情報収集ができませんでした。

しかしここ半年ほどコロナなどで家で過ごすことが多くあの時の疑問を思い出しもう一度検索したり知り合いに音を聞いてもらうとやはりアマガエルとのこと。

アマガエルの由来は雨が降る前後に盛んに鳴くことが多いことからついたようです。

これまではカエルは冬になると冬眠すると言われていたのが温暖化のせいもあるのか冬でも出会えるチャンスがあるようです。

冬は自然界の音が少なく野山も静かで寂しい雰囲気の中貴重な音に出会いました。

今年も残り1か月ほど。

年内にもう一回くらい音集めにいけたら良いのですが天候など条件が整うことを願っています。

13時32分24秒