2017年4月10日(月)・野鳥の声を更新しました


早いもので、4月も3分の1過ぎました。

朝晩は冷え込みが強く大変ですが、昼間は思わず上着を脱ぎたくなるような暖かい日が増え、桜の花も満開となりました。

花が咲くのには時間がかかりますが、見ごろは一瞬。

それと同じく、自然の移り変わりもこくこくと変化していきます。

先日、東京郊外の里山へ行ってきました。

当日は自宅を出るときまで雨が降っており、直前まで中止にするか迷いました。

ところが予報をみていると、現地は曇りのち晴れということで行ってみることにしました。

出発してしばらくは雨も本降りで「これは無理かな」とあきらめかけていましたが、現地に近づくにつれて雨脚が弱まり、うっすらと陽射しも出てきました。

少し風はあるものの、期待できそうな天候です。

とりあえず「朝の決断は正解だった」と一安心し、音集めを開始しました。

ところが思ったより鳥が鳴きません。

「収穫は難しいかな?」と思いながら、レコーダーを回していると『キツツキのドラミング』が聞こえてきました。

昨年もこの場所で『キツツキのドラミング』を録音しています。

よく聞き比べると今回の音の方が軽快な音に感じます。

最初一声でぴたっと止まり「終わりかな?」と思うとまた鳴きだしました。

今度は数回続けて聞こえ「もう少し鳴いてほしい」と思い、息をひそめて待っていましたが、その後はチャンスがありませんでした。

後少しレコーダーを回すタイミングが遅かったら逃してしまうところでした。

今回は周辺で沢音の録音にも挑戦しています。

また折をみて紹介していきたいです。

15時57分6秒