2016年2月23日(火)・そのたの音を更新しました

週末の録音は強風の中でしたが、奇跡的に午前中は風が全くない中で録音ができました。 ということで、午前中は自宅近くの教会の鐘、午後はいつも行っている神奈川県の佐島にトビの声を聞きに行きました。

まずは午前中の鐘の音は、今までにないメロディを奏でているような音で、こんな鐘もあるのだと驚きました。一つ残念だったのは、なり始めと同時に、車の音が近くで入ったので、個人的には鐘の音だけをクリアにとりたかったため惜しいところでした。でもいろいろな方の感想を聞いていると、周りの環境音が入っていた方がより現場の感じを知れて良いという感想をよくいただくので、鐘の音の邪魔にならない程度であれば、良いのかなあと思いました。

午後の佐島は、風が強くトビは姿はみえたようですが、声は聞こえませんでした。周りを歩くと風が結構あったため、録音は無理かと思いましたが波音のする方にマイクを向けた状態で、後ろに壁があり風を比較的遮ってくれる場所をみつけ少しだけ録音をしました。

5分程度録音したところで、そこでも風が強くなってきて、トビの声もしない状態だったので、録音機を撤収しました。

自分では5分ほどしかとっていないし、風もあったため使えそうにないと思ったのですがだめもとで編集しました。そしたら風の音が気にならない程度の時間が思ったより長く、使えそうだったのでご紹介することにしました。

今回で学んだことは、風が強い状態でも場所を工夫すれば一時的にでも風を防げて、波音のように比較的大きい音であれば気にならない程度に録音が可能なこともあると分かりました。

あきらめず最大限の工夫をしたうえで、ある程度条件が悪い時でも録音をしておくと、意外に良い音になるのかということを自分の体験から実感することができました。

録音活動を本格的に始めて3年ほどですが、今までは体調の関係もあり活動をやっていても、とにかく音を撮って帰ることだけで特にこれが分かったとか、次回こうしたいなどということは頭にありませんでしたが、最近少し余裕ができたからか行くたびに気づきや今後の課題などが思い浮かんでくるようになりました。

気づきや改善点が思い浮かぶと、次回試してみたいという気持ちが強くなり、録音に行く意欲もわいて、その積み重ねが次につながっていく気がします。

自分では「これはだめな音だ」と思っても、周りの人に意見を聞くと「これはこういうところが良いから大事にとっておいたら良いんじゃない」と言われたり、逆に自分が「これは傑作」と思った音でも、周りから「もう少しバランスをよくしたらもっと良いのでは」というアドバイスをいただくこともあります。

やはり人によって感じ方なども違うため、自分が良い音と感じたものだけでなく「これはあまり良い感じに仕上がらなかったかなあ」と思うものもアップして、いろいろな方の意見を聞きながら学んでいければと思っています。

9時2分29秒